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学童保育の先生(指導員)の資格について

学童保育の先生(指導員)の資格について

投稿日:2017年5月31日 更新日:

学童保育の先生(指導員)の資格について

 

仕事をしていて、日中家を留守にしている共働きや一人親家庭の子育てを支える学童保育。その学童保育はの“先生”ってどんな人がしているの?

どんな資格を持っているの?そんな疑問に保育士がお答えします。

 

学童の先生?学童指導員??なんて呼ぶのが正しいの?

学童保育で子どもたちに“先生”と呼ばれる方の職業ですが、じつは2014年度以前は統一的な正式名称も、保育士や教員免許のような国家資格も存在しませんでした。ですがやっと、2015年度からは「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」に基づき、事業所ごとに「放課後児童支援員」を配置することが義務づけられました。

この放課後児童支援員になるには、保育士や社会福祉士等の基礎資格を持っている事が必要で、その上で都道府県知事による資格認定講習を修了する必要があります。

まだ始まったばかりの制度なので、2019年までは資格認定講習を修了する予定の人を放課後児童支援員として配置する事ができる経過措置が取られています。

ただし、この放課後児童支援員は”支援の単位(おおむね40名程度)ごとに2名以上、ただし1名を除き補助員をもって代えることができる”と定められているため

その学童保育指導員には現在でも統一された名称や国家資格は存在していません。

 

”児童の遊びを指導する者任用資格”ってなに?

では、誰でも学童保育で働けるのかと言うとそういうわけではありません。

自治体や事業者によっては、非常勤に限り「子育ての経験」「子どもにかかわるボランティアの経験」があれば良いとしてる所もあるようですが、厚生労働省では”児童の遊びを指導する者任用資格”を持つ者が学童保育指導員として従事するよう“児童福祉施設の設備及び運営に関する基準”で求めており、

具体的に言うと、保育士資格か社会福祉士、幼稚園・小学校・中学校・高校のいずれかの教員免許、あるいは社会福祉学・心理学・教育学・社会学の学士以上の学位等を持つ人の事を指していて、この基準は児童館や児童養護施設で働く職員の基準と同様のものです。

 

学童指導員の仕事とお給料

このように、保育士や教諭のように占有資格がない学童指導員ですが、求められる仕事内容は年々複雑かつ専門性が求められるものになっています。

たとえば、テレビやその他のメディアでもよく話題に上るモンスターペアレントと呼ばれる難しい保護者の対応_。また、おやつを提供するためアレルギーに対する知識がなければ即座に命にかかわります。

また、日常の遊びのみならず災害やその他の非常事態が起こったとき等の適切な対処など、保育士や教諭など専門教育を受けた者でも現場にでて、何年も経験を積んだり、多くの研修を受けて日々身につけていく技術も求められているのですが、その給料は概ね一般的な会社員にくらべて極端に低いのが現状です。雇用形態も児童数が変動し易い事を理由に嘱託、パート_、アルバイトなどの非正規が多く経験豊富な指導員が育ちにくいという問題があります。

知っているようで、以外と知られていない学童指導員の仕事。とても重要な役割のわりにとても軽視されていると思いませんか?

日本の未来を担う子どもを育てる仕事ですから、もっと資格や法が整備されたうえで待遇などが改善されるべきだと思います。

このような状況ですから、学童指導員の質に大きなばらつきがあることを保護者の皆さんはよく踏まえた上で学童保育所選びの1つの基準にすると良いのではないかと思います。学童保育では概ね、40人の子どもに対して指導員は1人しか配置されていません。

ですから、個人的には専門知識をなにも持たないボランティアや子育て経験のある一般の方が職務にあたっている現状はとても怖い事だと思います。大切な子どもの命を守るため、学童保育所を選ぶときは指導員の資質にも着目する事をおすすめします。

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