学童保育

学童保育について

学童保育での親の負担について

学童保育での親の負担について

投稿日:2017年6月8日 更新日:

学童保育での親の負担について

 

仕事をしていて、日中家を留守にしている共働きや一人親家庭の子育てを支える学童保育。その学童保育での親の負担ってどういうものがあるの?

親はどんな事をしなければならないの?そんな疑問に保育士がお答えします。

 

PTA役員だけじゃないの!?入ってびっくり学童の”おしごと”

「先生聞いて下さい、もう学童やめさせようかと思ってるんです…」

3月に無事小学校に送り出した卒園児のお母さんに、近所でばったりあった時とっても憤った様子のお母さんにこんな話しを聞いた事がありました。

なんでも、そのAちゃんのお母さんが子どもを預けた学童保育にはPTA役員のような係を保護者がしなくてはならず、くじ引きで”はずれ”を引き当てたAちゃんのお母さんは会計の係に任命されてしまい、保護者会費用の管理や学童行事の際の諸々の買い出しや帳簿や通帳の管理などを一手に引き受けることになってしまったとのこと。

しかも、その行事の時期がいつも会社の決算期にかぶさりAちゃんのお母さんは日々の育児・家事・仕事が終わった後、睡眠時間を削ってこの仕事をこなしているとの事でした。しかも、その行事も貴重な休みを割かねばならず働く為に預けている学童保育の負担が仕事響くようになっていて本末転倒…

せっかく学童になじんでいる子どもには悪いけれど、これでは続けていけないとのことでした。

 

施設によってことなる学童保育の運営団体

この記事を読んでいる方の中には、「私が利用している学童ではそんな事は一切なかった」と思われた方もたくさんいると思います。そうなのです。実は学童保育とひとくちに行ってもその運営団体は様々で、公営公設のもの民間企業によるものの他に、地域の保護者が立ち上げた組合等によるものなどがあるのです。

Aちゃんのお母さんが利用していた学童保育は実はこの後者にあたる組合運営のもので、そもそも保護者が主体となって運営しているものだと後から解ったとのことでした。

結局Aちゃんのお母さんはどうしたかというと、他の保護者の目もあり係になったからと言う理由でやめる事もしづらく、1年間お父さんと協力してどうにかこうにか乗り切ったようでした。

幸い係は2年連続でしなくても良いというルールがあったため次の年は係の負担はなくなり、その次の年は、行事の負担も辛かったこととAちゃんが一人で留守番できると言うようになったため学童保育をやめてしまったようでした。

 

保育園にはあった○○がない!!

「私が利用する学童には係なないらしい!」と安心している方もいるでしょうが、学童保育で保護者の負担はそれだけではありません。

認可保育園では当たり前にあった給食…それが学童にはないのです。

もちろん小学校にも給食はありますが、学校が休みになる夏休み冬休みには毎日弁当を持たせなくてはなりません。学童のなかにはコンビニで購入したパンなどを許可しているところもあるようですが、禁止されている所も少なくなくまた学童で許可されていても育ち盛りの子どもに毎日コンビニのパンなどを食べさせるのはやはり健康面だので心配ですから、朝の弁当作りはやはり覚悟しておく必要がありそうです。

 

改善を求めることも、場合によっては必要!

お弁当の事はともかくとして、過剰な負担を強いる係や多すぎる行事等については、そもそも働く保護者を支援するという学童保育の設置理念に反しているように個人的には思います。

もともと学童がなく、保護者が立ち上げた組合等では無理な場合もあるかもしれませんが、可能であれば自治体などに改善を求める署名などアクションを起こすことで、慣習になってしまっていた状況が変わることもあるのではないかと思います。

また、先にご紹介しAちゃんのお宅のようにご両親で協力出来る場合はまだ良いのですが、協力が得られない場合やそもそも一人親の家庭では乗り越えられない深刻な問題にもなってくると思います。

学童保育を複数の選択肢から選べる場合など、場所や保育料の他に利用者に求められる負担についても良く検討する必要がありそうですね。

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